PCXのリアキャリアの取り付け位置を決めるにあたり、三つのポイントに拘りました。
1:リアキャリアの取り付け角度は若干後ろ上がりに設定
リアボックスを装着して蓋を開けた際に勝手に蓋がしまらないようになります。
2:タンデムシートとリアキャリアのクリアランス
タンデムシートとリアキャリアの両方を使って大型の荷物を積載する際に離れていると荷物を積載しずらくなります。しかし近すぎるとシートをあける際に干渉する問題などがあることから「荷物を積みやすく、リアシートを空ける際に邪魔にならない絶妙な配置」としました。
3:リアキャリアと車体の隙間
リアキャリアを装着した際の車体との隙間の寸法にもコダワリがあります。隙間が狭いほうが車体との一体感がありデザイン的な見た目も良くなります。しかし一般的な汎用リアボックスは様々なリアキャリアに対応する為に取り付けボルトは「やや長め」に設定されている事がほとんどです。隙間が狭すぎると別途短いボルトを用意するか、ボルトをカットしなければならなくなります。そのため隙間の寸法は無加工でリアボックスを装着しやすく、見た目の一体感を崩さない絶妙な寸法としました。
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