W1【ダブルワン】を始祖とするW800や30年以上変わらないデザインを貫き通すヤマハ・SR400。シンプルなスチールフレームに空冷エンジン、フェンダーなどにはクロームメッキが施され、ホイールはスポークホイール。現行にラインナップされながらもクラシカルな雰囲気を持っているバイクをネオクラシックと表現するメディアやユーザーは多く存在します。

スーパースポーツバイクやネイキッドバイクに根強いファンが存在するようにネオクラシックスタイルのバイクにも多くのファンが存在します。弊社スタッフの清水もその一人。ネオクラシックメーターバイザーは一人のネオクラシックバイクファンである清水が「もっと、クラシックバイクに似合うメーターバイザーを作りたい!」という思いで製作したものです。

ヘッドライトは様々な大きさがあり大きいヘッドライトにも対応するデザインにした方が沢山の車両に装着できるのですが、性能面と共に大事なポイントになったのがクラシックバイクに装着した際のフォルムです。「バイザーもカウルの一部として見せたい」という思いから日本を代表する二台のクラシックバイク・SR400とW800の二台のバイクに装着することを前提にデザインを決定しました。ヘッドライトの上にピタリと装着できるのはもちろんですが、全体的に丸みを帯びたデザインを採用しSRやWのイメージを崩さない造形としました。

清水の趣味はツーリング時にダムに立ち寄りダムカードを集めること。試作品のメーターバイザーを愛車のW800に装着して毎週末全国各地のダムに出かけていきました。「風防効果のない形だけのメーターバイザーにはしたくない」という思いから自分が使って「体感できる」形状を目指してトライ&エラーを繰り返しました。

サイズは約横230mm 縦230mm、厚みは2.5mmです。素材には透明度の高いアクリルを採用しました。

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カスタムベースにも選ばれることが多いSRやWシリーズですが、ライディングポジションは上体が起きたポジションになります。そのため80km/h以上での高速走行では風との戦いになります。橋の上などで強い風が吹けば体が後ろに引っ張られるような経験をした方もいるはずです。

とても小さいウインドスクリーンですので体全体に当たる風をやわらげることは出来ませんが、体の中心部分に当たる風をやわらげる効果があり高速走行時の風当たりを軽減しアクセルを開けるのが楽になります。

下道を走る速度域では体感的に違いを感じることはあまりありませんが、体に当たる風を確実に緩和させているため目的地に到着した際に疲労の軽減を感じることが出来るはずです。

W800とSR400に合わせて設計しましたが、180φ前後のヘッドライトを採用しており、ヘッドライトの固定方法が左右二点止めの車輌には装着可能です。

ただし汎用製品の為に装着する車輌によっては多少の加工が必要になる可能性はございます。

SR400、W400、W650、W800は開発の際に合わせておりますので、ボルトオンで装着可能です。

※ヘッドライトが多少小さめの車輌であっても、先にステーを装着し、広げることで装着可能です。

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カウルのイメージで作ったスクリーンですので塗装を施す事で外装の一部のようなイメージにすることも可能です。ワールドウォークでは純正色塗装を施すことが可能ですので車体との一体感を演出することが可能です。塗装製品をご希望の方は純正色塗装仕様のショッピングカートをご利用下さい。塗装色に関しましてはショッピングカートの備考欄にご記載下さい。