2013年6月21日にホンダから発売が開始されたグロム。2014年現在、平日、休日関係なく街中で目にする機会も増えてきました。

通勤用途からお休みの日のツーリングまで、幅広い用途でグロムは使用され、多くのユーザーに愛されています。

しかし、、、


そう感じるユーザーは多いと思います。

しかし、グロムはコンバインドプロジェクターヘッドライトという特別なヘッドライトを装備しており、交換してしまうのはもったいないし、

交換しようものなら、手間もお金もかかります。

グロムのウインドスクリーンは、取り付けすることで、前から見たときにシャープな印象になることを意識して開発しました。

その為、大きいウインドスクリーンではなく、小さくシャープなメーターバイザーをコンセプトに設計しました。


メーターバイザーはグロムのヘッドライト上部が少し隠れる形で装着します。しかし、ハイ、ローどちらに切り替えても光を遮ることはありません。

しかし、この部分がメーターバイザーで隠される事で、大きなヘッドライトの印象がガラリと変わります。


私達は今までのウインドスクリーンの開発の経験から、小さな風防でもうまくデザインを決めれば、驚くほど風を切ってくれる事を学びました。

江戸川区の小さなパーツメーカーである弊社には高価な実験装置はありませんので、いつも通り実走でテストを行いました。

毎晩、毎晩遠くのラーメン店を目指し走りました。気がつくと5キロ太っていましたが、理想的なカットラインが完成しました。

グロムという車両の企画がマスコミなどを通して伝わり始めてから、心待ちにしていたユーザー、業界関係者は恐らくとても多いはずです。

しかし、私同様に見た瞬間に「ヘッドライトでかっ!」という印象を受けたユーザーは多いはずです。

グロムのスクリーン開発はワールドウォークの開発理念の一つである「バイクに快適に乗る為の商品開発」とは別に「イメージを変える」という課題も

重要視されました。機能性だけでなくデザイン性にもこだわったグロム用メーターバイザー ws-16m。ついに販売スタートです。