開発コンセプト


ハーレーをお乗りのお客様よりF-1バッテリーの評価をご覧いただき『ハーレー用は無いの?』と多くお問い合わせを頂いておりました。そんなご要望から出来上がったのがハーレー専用バッテリーなのです。
しかしいざ開発となると多くの問題が大きな壁のように立ちはだかってきました・・・・・



ハーレー純正バッテリーの特徴

・大排気量のエンジンをスタートさせるために必要なパワー!
・ハーレー特有の躍動感ある振動への耐久性!
・ハーレー純正品の実績!

上記がアイネットがクリアするべく課題でした

 大排気量エンジンに息吹を注ぎ込むスターターモーターを回すには

従来の同格バッテリーではバッテリーの消耗が激しく1年と持たずに寿命を迎えてしまうこともありました。
これは、バッテリーに問題があるのではなく『ハーレー』というバイクが特殊だからなのです。
ハーレー用バッテリーはコールドクランキングアンペアー(CCA)値が大きくバッテリーサイズが同様であってもこの数値が下回るバッテリーを用いることで消耗スピードが上がり寿命を迎えてしまうのです。
アイネットではハーレー純正品と同様に鉛量を増やしCCA値を純正同等クラスまで引き上げたのです。

 振動に耐えうる耐久性が重要


何故耐久性を要求されるのか?それはバッテリーの構造に由来します。バッテリーは単純に説明するとケース内で希硫酸と鉛が化学反応を起こし充電・放電を可能としています。前途したようにハーレー用のバッテリーとして鉛量を増やす事で重量が増え耐久性が必要となります。また振動により内部の鉛が脱落しないような構造でなくてはならないのです。
他シリーズのF-1バッテリーでは国内バッテリーメーカー同様のケース素材を使用していますが、ハーレー専用バッテリーでは材質を見直し内部構造をハーレー専用設計とする事で耐久性を飛躍的に向上させています。
更に接続端子についても振動対策構造とし、使用するボルトに関しては緩み止め加工を施し徹底しました。

 ハーレー純正バッテリーに引けを取らない安心感を

アイネットではF-1バッテリーを2009年より発売スタート国内一流メーカーOEMもお受けしています。
年間販売数は約2万個と多く【ヤフー・楽天】ユーザー様から沢山のレビューで高評価をいただいております。
しかし残念ながら正直にお話すると不良発生は0では御座いません。0.4%の不良発生率、これは0.3%のユアサに限りなく近い数値となっています。当然この現状に満足するものではありませんが、アイネットでは出荷前に必ず初期充電及びテスター計測により数値化したデータを元に検品後に出荷しております。

ハーレー専用バッテリーの開発スタートから耐久テストに2年の歳月を要し、ようやく出来上がったアイネットが自信を持ってハーレーユーザー様にお届けする【1年保証】バッテリーなのです。

適合車種
車名 排気量 年式
XL883 スポーツスター883 883 04-
XL883C スポーツスター883カスタム 883 04-
XL883L スポーツスター883ロー 883 04-
XL883R スポーツスター883ロードスター 883 04-
XLH883 Sportster スポーツスター 883 04-
XLH883 スポーツスター883 883 04-
XL1200C スポーツスター1200カスタム 1200 04-
XL1200L スポーツスター1200ロー 1200 04-
XL1200N スポーツスター1200ナイトスター 1200 8
XL1200R スポーツスター1200ロードスター 1200 04-
XL50 スポーツスター1200 50周年記念モデル 1200 7
XLH1200 Sportster スポーツスター 1200 04-

充電時に発生する酸素ガスを陰極板に吸収し電解液に還元するガス吸収構造。
寿命まで液面点検や補水の必要がありません。


自己放電の少ない高性能特殊合金極板により、長期間の放置・保管後でも
高いエンジン始動性が得られます。


ISO09001及び環境マネジメントシステムISO14001取得工場にてF1バッテリーは生産され、徹底した品質管理を行うことで【高品位】を保っています。
アイネットでは日本国内のプロショップ店様にご使用いただき販売数を飛躍的に向上させることで【低価格】を実現しました。

F1バッテリーはPL保険加入商品であると共に製品【12ヶ月保証】で安心してお使いいただけます。





初期の充電を行うことで保管時に自然放電してしまった電力を取り戻し、
最高の電圧のままご使用いただける状態です。


充電初期の特殊モードで極板を最適化しバッテリーコンディションを高めます。



バッテリーは消耗品ですが、常に満充電の状態を保つことでバッテリー内部の劣化を防ぎ、長期間の使用が可能となります。その為アイネットでは満充電でお客様へお渡しいたします。



充電後は電圧をチェックします。13V以上の電圧を基準とし出荷いたします。
※到着時若干の電圧の落ち込みはご了承下さい。

 

電圧測定型テスターとは異なりバッテリー抵抗値からCCAを計算し、より正確なバッテリー残量状態を測定、パーセント化された数値でコンディションをきちんと確認し検品を行っています。

 

 長持ちさせる為の3つのべし極意!

1:バッテリーは常に満充電を保つべし!
 ・乗る頻度が少ない、乗ったとしても短い距離しか乗らないなどの場合充電不足となり寿命が短くなります。  
※停車時も充電を助ける『ソーラーチャージャー』もオススメです。

 ・長期間乗らない場合などは自己放電を抑える為、マイナス側の端子を取り外す事で自然放電を軽減します。  
※自然放電は完全には回避できません、乗車時は充電器でバッテリーを充電してからご使用ください。

2:エンジンを止めた状態で電装点灯は止めるべし!
 オートバイバッテリーも乾電池と同じで使えば使った分、消費します。エンジンがかかった状態でもアイドリング状態では十分な充電が得られない為、長時間のアイドリングも要注意です。

3:車両側充電電圧を確認すべし!
 バッテリーに電気を送り続ける車体側の(オルタネーター・レギュレーター)装置は重要な役割を持っています。この装置が正常に機能していない場合、バッテリー本体が正常であっても過充電や充電不足によりバッテリーの寿命が短くなります。  
※全く充電されない場合、2・3日でバッテリーが上がってしまう事もあります。電圧計などでこまめにチェックしましょう。