デューロは 1945 年からタイヤを作り続けてきている台湾の大手タイヤメーカー。その技術は日本でも受け入れられ、 1979 年からはダンロップ技術提携メーカーとなる。現在では国内の3大メーカー HONDA/YAMAHA/SUZUKIからも純正タイヤとして認定され、台湾製と言えども日本での認知度はズバ抜けて高い。もちろん各製品は厳しいテストに通されているために、安心して使うことが出来る。

REAR
HF918
140/70-17

優れたパンク抵抗力も自慢できる特性。
フロント・リア共に、
サイズが合えば前後
どちらのタイヤとしても使用可能となっている
FRONT
HF918
110/70-17

タイヤに刻まれているパターンによってコーナリング能力アップ。
ウエット時には路面からの水を効率良く排除するが、接地面も確保した設計だ
 
走行してみればしっかりと路面を掴んでくれる感覚が得られた。タイヤ交換時には少し固めの印象もあったが、実際に走行してみればグリップ力の高さからもその不安感は消える。スタイリッシュな見た目なのだが、HF918はロングライフタイヤとしての一面もあるので、経済的な効果も期待出来るだろう。今後、街中でこのサイズのタイヤセレクト時にはベストな選択になっていくのではないだろうか。
高速タンデム走行まで幅広く対応。13インチはマグザムなどに、12インチはマジェスティやグランドディンク等


『タイヤの最大幅』
上記は最大幅110mmという意味。メーカーによってはインチやアルファベットで表記される場合もあります。

『扁平率』
「サイドウォールの高さ」÷「タイヤ幅」×100から割り出されるのが扁平率。数値が高ければ分厚くて、低ければ薄くなる。
『リム径』
ホイールのリム径を示していて、タイヤを選ぶ時にまず見なければいけないのがこれ。上記であれば10インチということ。
扁平率だけでもこんなに変わる !
『110/90-10』サイズ
扁平率90なので、かなりハイトがある。小排気量車の小径ホイールなどは十分にハイトを稼いで、乗り心地や見た目のバランスを良くしていることも。
『120/70-13』サイズ
やはり扁平率70となると、今どきなタイヤの雰囲気になるだろう。ちなみに表記の後ろの「M/C」とはモーターサイクル用タイヤであるという意味です。
『110/60-12』サイズ
10インチを12インチに変えるなど、スクーターでリアホイールを大きくした時は扁平タイヤを入れないとエンジンと干渉してしまう可能性もあるぞ。